公開講義「1923：堀口捨己展 - アムステルダム派との邂逅」齋藤 大

現在開催中の「1923: 堀口捨己展- アムステルダム派との邂逅」は、オランダを代表する建築運動「アムステルダム派」と、日本近代建築の大家・堀口捨己（1895-1985）との出会いをたどる展覧会です。この公開講義では、本展の研究とキュレーションに携わった齋藤 大が、展示の意義や見どころを解説します。

　今からちょうど一世紀前にあたる1923年9月、美術を大衆生活へ浸透させることで社会改良を目指したアムステルダム派の建築を、日本建築界の変革に燃える若き堀口が訪れました。本講義では、それぞれの思想や経歴の紹介を起点に、彼らの劇的な出会いをトレースすることで、「芸術・建築・社会改良」という糸で結ばれた「日蘭交流史のもうひとつのページ」に光を当てます。

　アムステルダム派や堀口の魅力はもちろん、彼らの創造的共鳴が現代に伝えるメッセージを、皆さまにお届けできれば幸いです。

This lecture will be given in Japanese. It starts at 14:00 hrs and takes around 45 minutes. Admission for the museum is included in this ticket.

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